カイロプラクティックの治療について解説します
カイロプラクティックはどのような治療を行うか詳しくは知られていません。カイロプラクティックでは、脊椎などの椎骨がずれて神経が圧迫され、機能を阻害されるために様々な症状が起こると考えて治療を行います。
カイロプラクティックの治療はレントゲン写真にて角度を精査し、カイロプラクティックの技によって脊椎を整えて身体の機能を回復させようとする療法です。
カイロプラクティックで治療を受けると人間が本来持っている自然治癒力（カイロプラクティックではイネイト・インテリジェンスと呼ぶ）を呼び起こすとされています。
さらに、カイロプラクティックは脊椎マニピュレーション（アジャストメント）と呼ばれる徒手治療を特徴としています。カイロプラクティックでは脊椎の変位により起こるサブラクセーション（一つの椎骨が上下の関係において正常な位置より変位して、神経圧迫を起こし、脳からのメンタルインパルス（神経エネルギー）の伝達を妨害している状態）をカイロプラクティックの技法であるアジャストメントという手技で取り除き自らの自然治癒力を取り戻させる「代替医療」であるので、カイロプラクティックを実践する人は医師ではありません。
しかし脊椎治療での医療過誤が多少とも起こりえる為、現在の治療で脊椎矯正は主流で無くなりつつあります。
カイロプラクティックは殆どの世界各国および日本の医学界では医療として認知されていません。カイロプラクティックを学び独立開業をしようとしている人が多くいます。カイロプラクティック師として独立開業するには、まずカイロプラクティックの知識と技術を身につけなくてはなりません。本格的にカイロプラクティックを学ぶには国際基準を満たしたカイロプラクティックの学校に通う必要があります。
カイロプラクティックを本格的に学ぶと４０００時間以上のカイロプラクティックの授業時間が必要になってきます。しかしそれ程の時間をかけてカイロプラクティックを学ぶところは少なく実際には２年生のカイロプラクティックの学校や夜間のカイロプラクティックの学校に通ってカイロプラクティック師になる人が多いです。
長い期間カイロプラクティックを学んだからと言って立派なカイロプラクティック師になれると言う訳ではありません。カイロプラクティックの授業を受けた後は腕しだいになるのでカイロプラクティックの学校を選ぶときにはカイロプラクティックの実技を重視しているカイロプラクティックの学校を選ぶのが良いと言えます。
夜間のカイロプラクティックの学校に通う人の多くは昼間はカイロプラクティック院でカイロプラクティックの先生について働いています。カイロプラクティックの学校の多くはカイロプラクティック師として独立開業をサポートしてくれるところが多くあります。カイロプラクティックの学校を選ぶ時には卒業後の対応についても考えて選ぶと将来的にも安定がみこめます。
